赤ちゃんがひきつけた時
赤ちゃんが目の前で突然ひきつけを起こすと、気が動転してしまいがちです。体を揺すったりするのは逆効果になりますので、落ち着いてベビーの状態をよく観察するようにしましょう。
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ひきつけについて
乳幼児期のひきつけの多くは、熱性けいれんで、急激に熱が上がった時に起こります。熱性けいれんを起こす赤ちゃんは20人に1人くらいと言われています。また、発熱を伴わない、ひきつけもあり、代表的なものに、てんかんがあります。初めてひきつけた時には、直後に病院を受診しましょう。
ひきつけ時の対応
- 体をゆすらない。
- 赤ちゃんの体を揺すったり、たたいたりしないようにしましょう。
- 口の中に指などを入れない。
- 赤ちゃんの口に指やスプーンなどを入れると、かえって危険です。舌をかむ事は、まずありません。
- 顔を横にして寝かせる。
- 顔を横にするのは、吐いたもので気道を詰まらせるのを防ぐ為です。余裕があれば、衣服をゆるめましょう。
- 状態をよく観察する。
- 下に観察のポイントを記載しています。受診時に医師に説明する為に、よく観察して出来ればメモしておきましょう。
- 安静にする。
- ひきつけの症状がおさまったら、赤ちゃんが落ち着くまで安静にしましょう。
ひきつけ時の観察
病院へ受診する際に、状況が分かると医師への説明もスムーズに出来ます。慌てず冷静に観察しましょう。
- どのくらい続いたか。
- ひきつけを起こしたのが、何分くらいか確認しておきます。10分以上続く時には、至急病院へかかりましょう。
- どんなけいれんか。
- 眼球の位置はどうだったか。手足の突っ張りは、左右対称だったか。
- おさまってからの様子。
- ひきつけがおさまってからも、いつまでも眠り続けていたり、意識が戻らない時は、至急病院へかかりましょう。
- その他の症状について。
- 嘔吐があったか。熱はあったか。熱がいつ頃から出ていたか。
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ひきつけ時の注意したい症状
- ひきつけ時に、このような症状があれば病院にかかりましょう。
- 初めてひきつけを起こした。
- 10分以上ひきつけが続いた。
- 一日に2回以上ひきつけを起こした。
- けいれんが左右対称でない。
- ひきつけのあと、手足の麻痺があったり、意識を失ったり、ぐったりしている。
- 頭を強く打った後に、ひきつけた。
- 熱が無いのにひきつけた。