赤ちゃんが異物を飲み込んだり、つまらせた時
赤ちゃんは、手にしたものを何でも口に持っていってしまいます。その為に、ベビーは口に入れてはいけない物を飲む事や、のどや気管支に物を詰まらせてしまう事があります。
急に咳込んだりして苦しそうにしている時は、喉か気管支にものを詰まらせた可能性があります。窒息しかけている時は、背中を強く叩くなどして吐き出させます。しかし、ピンや骨など先が尖ったものが刺さっている時は、無理に取らず気道を確保して、大至急救急車を呼びます。
広告
異物を飲み込んだり、詰まらせた時の対応
- 窒息しかけている時は吐かせる。
- 子どもを逆さにして背中を強く叩きます。それでも取れない場合は、自分のお腹と子どもの背中を合わせるように子供を抱え、自身の両手を子どもの後ろからお腹にまわし、子どものお腹を強く押します。それでも取れない場合は、子どものあごを持ち上げ、気道を確保し救急車を待ちます。
- 誤飲時した時。
- 「いつごろ」「何を」「どの位の量を」「今の状態」などについてチェックします。
- 危険性の少ない物を少量飲んだ時。
- 心配なさそうなものを飲んだ場合、しばらく様子をみます。顔色、機嫌、食欲、熱、嘔吐などに注意し、おかしいなと思うことがあれば、病院へ行きます。
誤飲で注意したいもの
赤ちゃんの口の中に入る大きさの物は、何でも飲み込む可能性があります。コインや電池などの日用品から、もちろん食べ物まで。特にナッツ、あめ、こんにゃくゼリーなどは、窒息の原因になりやすいので注意します。食事を与える際には、大きさ、形状、固さを、それぞれの月齢に合わせて用意することが重要です。
危険性の高い誤飲物
- 消毒薬
- 何も飲ませず吐かせ、至急病院へ行きます。
- トイレ用洗剤、漂白剤、毛染剤、柔軟剤
- 牛乳か水を飲ませ、至急病院へ行きます。
- しょうのう
- 水を飲ませ、至急病院へ行きます。
- 医薬品、酒類、ホウ酸団子
- 牛乳か水を飲ませてから吐かせ、至急病院へ行きます。
- しょうのう以外の防虫剤、油絵具
- 水を飲ませてから吐かせ、至急病院へ行きます。
- タバコの入った灰皿の水、殺虫剤、灯油、ベンジン、針、シンナー、除光液、マニキュア、接着剤、ボタン電池、ヘアピン
- 何もせず、至急病院へ行きます。
スポンサーリンク
誤飲、誤嚥時に注意したい症状
- 異物を飲み込んだり、詰まらせた時にこのような症状があれば病院にかかりましょう。
- 上記リストの危険性の高い誤飲物を飲み込んだ。
- 喉や気道に物がつまり、窒息しかけている。
- ピンや画びょうなど、尖ったものを飲み込んだ。
- 何をどれだけ飲んだか不明だが、ぐったりしていたり、顔色が悪い。