大阪府立中之島図書館
大阪市役所の裏側にある、大阪府立中之島図書館は、レトロな外観が素敵です。歴史を感じる建物で、今でも現役で図書館として使われています。 中之島楽天 図書館は、国の重要文化財に指定されています。
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中之島図書館本館
中之島図書館の旧本館は、明治37年に住友本家15代家長、吉左衛門氏の寄付によって造られたものです。住友家の建築技師の野口孫市氏と日高胖氏が設計した、ネオバロック様式の建物です。
大阪図書館
中之島図書館の正面玄関の頭上には、大阪図書館と書かれています。中之島図書館が建設された当時、大阪に図書館がほぼないような状態だったので、大阪の代表的な図書館として開館されたようです。
中央ホールの彫像
中之島図書館の中央ホールに、彫像が2体あります。
銅製の半裸の青年像で、向かって右側が、野神像で、左側が、文神像です。野神像は、野心を表していて、像は真剣な表情で前を見ています。文神像は、知性を表していて、書物に目を向けています。
この彫像は、西村西望氏の作品で、長崎平和祈念男性裸像の作者として知られています。
中央ホールの銅板(建館寄付記)
中之島図書館の中央ホールに大きな銅板があり、建館寄付記と書かれています。この銅板には、図書館を造るための資金を寄付をした、吉左衛門の言葉が記されています。
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中央ホールの棟札
中之島図書館の中央ホールにあるガラスケース内に、棟札があります。これは、明治36年8月に行われた棟上げ式に使われたものです。