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切迫早産

妊娠22週以降、37週未満で出産することを早産と言い、時期が早ければ早いほど赤ちゃんの体重が少なく未熟であるためリスクが高くなります。切迫早産とは、早産になりかかっている状態です。また22週未満の場合は、切迫流産になります。切迫早産の事や対処法についてご紹介します。


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切迫早産の症状

性器出血や腹部緊張感、下腹部痛、腰痛、胎児下降感などの症状があり、ときに破水を伴うこともあります。

切迫早産の対処方や治療法

安静に過ごすこと。仕事を休み家事を家族に手伝ってもらいましょう。自宅の安静だけで症状が治まらない場合は、医師から子宮収縮抑制剤や止血剤の内服薬が処方されたり、入院が必要なことがあります。

破水感や性器出血、腹部の痛み、頻回な子宮の収縮(1時間に数回以上)等の症状がみられた時は、病院に連絡し医師の診察を受けるようにしましょう。

切迫早産での入院

私自身、診察時に子宮頚管の長さが短く(2センチ未満程)、また柔らかくなっているという事で、即入院になった事があります。

まず入院して安静にするように言われ、即、病室のベッドに寝かされました。その後、お腹の張りをみる為にノンストレステスト(胎児心拍数モニタリング)を行いました。お腹に装置をつけ、お腹の張りがどの位の間隔で起きているのかを調べます。私の場合、すでに張り止めの飲み薬を服用していましたが、ノンストレステストの結果、張りが治まっておらず、すぐに点滴に変わりました。それから24時間点滴生活が始まりました。点滴開始後は、すぐに動悸がし心臓がドキドキしました。また顔のほてりも感じました。

切迫早産での入院生活

24時間点滴をつけっぱなしになり、生活が不便に感じました。トイレやシャワーにも点滴を連れて行く事になりますし、寝ている間もずっとつけっぱなしなので、寝ている間も点滴のチューブが気になります。トイレやシャワーに行く事は、医師の了解が得られましたが、それ以外は、ベッドの上で過ごす事に。もっと症状が悪ければ、ベッドの上から動くことを許されなくなる場合もあります。

36週が過ぎ正期産になれば、切迫早産と言う病名はつかなくなる(いつお産しても大丈夫な時期に入る)ので、退院が可能になります。切迫早産は、長期の入院になる事も多いです。少しでも快適に楽しく過ごせるように考えましょう。

入院中は、周りに医師、看護士、助産士とお産のプロがたくさんいます。妊娠中から出産後の事まで、疑問に思った事、聞いてみたい事があれば、たくさん時間があるのでいろいろ相談したり、聞いてみたりしましょう。また、出産時にもお世話になるので、病院の人と仲良くなっておけば、出産時も顔見知りばかりで安心してリラックスした気分でお産できると思います。

長期の入院となると、病院生活は時間を持て余します。病院への持込が了解とれれば、病室でDVDを見たり、お裁縫をして産まれてくる赤ちゃんの肌着やおくるみや小物などを作ったり、編み物をしたり、ゲームをしたり読書したり過ごすのもいいです。

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切迫早産の点滴から内服薬への切り替え

入院時、飲み薬では効かないぐらいの強いお腹の張りがあり、500mlのブドウ糖注射液にウテメリンを2A(アンプル)入れたものを、一時間で17ml点滴するところから始まりました。ここから内服薬に切り替えるのが大変でした。

子宮頸管長が2センチを切っていたので、「入院基準になるから出産まで入院していても良い」と、医師からは言われいたのですが、出産まで3ヵ月超あるので、出来れば家で過ごしたい思いでした。出産準備もまだまだ出来てませんでしたし・・・。

まず、退院するためには、自宅でウテメリンの点滴出来ないので、内服薬にしないといけません。私が入院していた病院では、内服薬の場合、1日の上限が4錠まででした。

しばらくして、ウテメリンの点滴を2A(アンプル)の15mlに減らしましたが、あまり体の変化は感じられませんでした。お腹の張りも大丈夫でした。この病院での点滴の最小がここまでと言われていたので、ここから1日4錠の飲み薬に替えましたが、お腹の張りが増えていき、1日持たずに点滴に戻ってしまいました。早く退院したい気持ちがあったので、「いつになったら帰れるのか、出産まで入院なのか」不安でした。

そこで医師と相談し、点滴を1A(アンプル)にしてもらい、1Aの27mlから徐々に減らしていき、1週間後位には1Aの15mlまでいきました。そこから内服薬を6時間おきの1日4錠になり、どうにかお腹の張りに耐えていけるかな、という感じに思っていました。しかし、2日後ぐらいのノンストレステストで張りが多くなっていて、看護士にはすぐに点滴に戻すように言われました。張りもそこまででないし、医師に相談したところ、1日の上限4錠から、病院内で話をしてもらい6錠まで増やしてもらうことが出来、無事に退院できました。私の計算だと、1Aの15mlと1日6錠だと、薬の量があまり変わらないので、体が張りに耐えられたように思います。

医師と薬の量について相談したり、自分の意見を主張して交渉したり、自分の身体なので納得できるように話しました。ここの病院内では、医療事故を防ぐ為に、1Aで処方をしていないのだと思います。看護師にも情報をもらったりして、過去に退院できた人の例とか参考になりそうな事を聞いてみたりしました。

今、切迫で入院生活をしている人の助けや参考になればと思います。

asa.as76.net
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更新日:2022/09/02